ヨーロッパの貴族が愛飲した東方美人(白毫烏龍茶)。

「オリエンタルビューティー(東方美人)」とは、その香り高さや艶っぽい味わいから、 東洋風の美女を連想してつけた名前なんだそうです。

 「東方美人」には「白毫烏龍茶」「シャンパン烏龍」「椪風(膨風)茶」という別名があります。 ここでは、「東方美人」の別名のひとつ、「椪風茶(うそつき茶)」の名前の由来となった物語をご紹介します。
かなり間抜けな農夫のお話☆

■ うそつき農夫 ■

 今から100年以上前の春、台湾の苗栗一帯の茶畑にウンカが蔓延し、茶葉を食い荒されてしまった。 茶樹にはウンカのお口に合わなかった(?)産毛の生えた若芽が残るばかりの惨状だった。

 しかし、どうにも諦めきれない一人の農夫が、かろうじて残っている産毛の生えた新芽を摘み取り、 製茶して売ったところ、意外なことにそのお茶の特殊な味わいが大人気となり、かなりの高値で売れた。

 この大人気に調子に乗った農夫は、「いや〜、この香りを出すのには、オレすっごい苦労してるんだよね〜」 とあたかも自分がこの茶の製法を生み出したかのように自慢していた。

しかし、その内嘘もばれ、この農夫には「膨風(嘘つき)」というあだ名がつき、 お茶の名前も「膨風茶」(「椪」と「膨」はアクセントが違うが発音が同じ)となってしまったそうです。 なんともマヌケなお話ですね☆

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