アニキのお店にて。下はナマコ。上の写真の瓶には数々の怪しげ(?)に見える漢方たちがギッシリ
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朝早くに出発していつもの凍頂烏龍茶の仕入先へ。社長が迎えてくれました。
今年は天候の都合で春茶の収穫・出来上がりが遅れた為、この日はご挨拶とサンプルや発送の手配のみ。
美味しい高山茶を淹れてくれながら、
「今年の春茶市場は正常じゃない。特に高山茶は。高地はとんでもない被害を受けた。高山茶に頼っていた茶農家の状況は深刻だ。」
と、冬の雪害の話や今年の春茶の品質と価格の話など、いろいろなお話を伺いました。
今年の春茶は出来がとてもいいものもありますが、全体の収穫量が少ない為、良いものの量も相対的に少なく、また価格も高くなりました。
社長からお茶を頂いて、お昼を食べた後、花茶の仕入れに車でアニキの漢方問屋へ。少し雨が降っていました。
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無造作に並べられているいろいろな動物の「つの」。
左には前回の仕入れ日記に出てきたすっぽんも。
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いつもの通り、定番の花茶と、魔力茶を仕入れます。
(過去の仕入れ日記の花茶仕入れ編で花茶をご紹介する際に書いていた「漢方では〜の効能があるとされています」
という部分が薬事法に抵触するとのご指摘を受けたため、現在、過去の仕入れ日記はご覧いただけないようになっています。)
梱包を待つ間、お姉さんと話しながら、向かいにあるアニキのもう1つのお店(食材店)をうろうろしていたのですが、お店のどこにも魔力茶が見当たりません!
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上の写真は、うさぎの耳です。大概のものにおどろかなくなりましたが、
この黒々としたものがうさぎの耳と発覚した時は、ちょっと叫んでしまいました。。。
この日も雨・・・
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お店を模様替えして商品の配置が変わったので見つからないのかな?と思い、
お姉さんに尋ねると「もう店頭では売ってない」との返事。
日本人観光客にも一番良く売れていると言っていたのに、何で?と思い、「何でやめたの?」と尋ねると、
台湾で過激なダイエットティーで体を壊した人が出た為、すぐに、
全てのダイエットティーや美容関係の効能をうたったお茶の店頭販売が禁止になったとのこと。
模様替えをして、花茶の配置などが変わったのもこのためで、
魔力茶も、在庫がなくなってからは、問屋の方でのみお得意さん向けの受注生産にしているので、
お店の方では買えなくなったそうです。
この話を聞いて、近藤が台湾に住んでいた頃、射幸性の高い過激なパチンコが社会問題になり、
パチンコ店だけじゃなく、子供向けのアーケードゲームのゲームセンター
まで営業停止の対象になったことを思い出しました。(当時台湾でもストリートファイターや鉄拳などの対戦型のゲームが人気でした)近所のゲームセンターのオーナーが
「うちはゲームセンターだから関係ない!」と無視して営業していて、捕まっていたなぁ。。。
(全然仕入れと関係ない話ですみません。。。)
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寺。台湾のお寺は夜もきれい。
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「注文が来てから作るから、次から魔力茶は早めに発注してね!」とのこと。
花茶の仕入れが終わったので、またご飯を食べに。
この後出発して、次の日伺うはずだった茶農家さんは土砂崩れでいけなくなったため、
予定がポッカリ空いてしまいました。
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人形劇。
大きなトラックの荷台の様な所に作った舞台でよくやっています。人形の動き、音楽、節のついた台詞まわしなどが
とても面白くて、言葉は分からなくても楽しめます。
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天候があれていたので、とりあえず、山間部に行くのは次の機会にして、次の日からは近郊のお茶屋さんなどを見て回ることに。
といっても、無理やりお茶を仕入れる訳にもいきません。お茶グッズなども探したのですが、目新しい物もなく結局何も仕入れませんでした。
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