金萱茶(きんせん茶)
写真の茶葉は鹿谷郷凍頂山でとれた金萱茶(きんせんちゃ)です。
金宣茶と書かれていることも多いですが、正しくは金萱茶です。
金萱茶は、「台農8号」と「硬枝紅心」という品種を人工交配させて作った「金萱種(台茶12号)」という品種から作られています。
(ちなみにこの「金萱」という名前は、品種改良の父・呉振鐸博士のお母様のお名前なんだそうです。)
金萱茶の特徴として、独特のミルクのような、バニラのような香りがあります。
甘い香りですが自然のマイルドな香りです。
この香りを乳香といいます。
最初はこの乳香が感じられますが、一方烏龍茶らしいコクが感じられ、独特な味わいです。
飲んだ後はのどの奥でずーっと甘い香りが残り、自分の中から
ほんわりと香りが立ち昇って来る様に感じます。
体の中から幸せな気分になります。
甘い香りと優しい魅力で女性に大人気な金萱茶です。
金萱茶の煎れ方(入れ方・淹れ方)・飲み方
茶葉の量:茶壺の大きさにも寄りますが、茶壺の底が隠れる程度。
平均的な大きさの茶壺(120〜200cc程度)の場合、約5〜7g程度。
湯温:95度〜100度
蒸らし時間:1煎目は30秒から1分程度。 濃い目が好きな方は1分ほど蒸らしても。
2煎目以降はお好みによって少しずつ長くしていってください。
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