木柵鉄観音(もくさくてっかんのん)

木柵鉄観音は、「鉄観音種」(茶樹の品種)の茶葉から作られています。
(鉄観音種は優れた品種ですが、管理に手間がかかる上に生産量も少ないため、価格も高く、現在は木柵でも他の品種の生産量が比較的多くなっています。)

鉄観音種から作られる鉄観音は、他の品種から作られる鉄観音と比べると、価格的には倍以上するのですが他の品種から作られる鉄観音にはない、鉄観音種独特の 熟果香が特徴的です。

木柵鉄観音木柵鉄観音

発酵度は40%程度のものが多く、ほとんどが深く焙煎されているため、濃厚な味わいです。
「鉄観音は渋い・重い・後味が悪い」というイメージを持たれている方がいらっしゃるかもしれませんが、高級な鉄観音は濃厚な味わいではありますが渋みは全くなく、喉の辺りで深い甘み・香ばしさが滲んでくるような 奥深い味わいです。
熟した果実のような風味が、口の中で充満します。

高品質な木柵鉄観音は、7煎程度煎れられます。
煎を重ねるごとに体中がまろやかで香ばしい 甘い香り に包まれていきます。

また、発酵度・焙煎度ともに高いため、保存にも適しています。
2,3年寝かせるとまた 格別な味わい になるのだとか! (保存状態に注意してください)

また、淹れる時の温度によっても味わいが変わります。
高温で淹れると濃厚でしっかりとした味わいに、ちょっと低めの温度で淹れるとまろやかでなめらかな味わいになります。
高温で淹れたものを、冷やしてアイスで飲んでも美味!

「王さんの突撃!茶園探訪記 ☆木柵鉄観音編☆」
↑名人のお宅に訪問。木柵鉄観音が出来るまで↑

木柵鉄観音の煎れ方(入れ方・淹れ方)・飲み方

茶葉の量:茶壺の大きさにも寄りますが、茶壺の底が隠れる程度。
平均的な大きさの茶壺(120〜200cc程度)の場合、約5〜7g程度

湯温:95〜99度 (沸騰したお湯を使う)

蒸らし時間:茶壺の大きさ、茶葉の量によっても変わりますが、
1煎目は10秒〜20秒程度。
2煎目以降はお好みによって少しずつ長くしていってください。

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